ブリッジ回路
ブリッジ回路の検流計\(G\)を流れる電流が0となるのは検流計の両端の電圧降下が等しいときである。ここで電流\(I_{12}\)は\(V=(R_1+R_2)I_{12}\)より
\begin{align}
I_{12}=\frac{V}{R_1+R_2}
\end{align}
であるので,抵抗\(R_2\)にかかる電圧\(V_2\)は
\begin{align}
V_2=R_2I_{12}=\frac{R_2V}{R_1+R_2}
\end{align}
となる。同様に電流\(I_{34}\),電圧\(V_4\)は
\begin{align}
I_{34}&=\frac{V}{R_3+R_4}\\
V_4=R_4&I_{34}=\frac{R_4V}{R_3+R_4}
\end{align}
\(V_2=V_4\)のとき\(G\)には電流が流れないので
\begin{align}
\frac{R_2V}{R_1+R_2}&=\frac{R_4V}{R_3+R_4}\\
R_1R_4&=R_2R_3
\end{align}
となる。\(V_1\),\(V_3\)の場合も同じ結果になり,この条件をブリッジの平衡条件という。
基本法則及び定理
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