直列の合成抵抗
2個の抵抗\(R_1\)，\(R_2\)を直列に接続し，電圧\(V\)を加えた回路である。直列の合成抵抗\(R\)は以下の関係で表される。
\begin{align}
R=R_1+R_2
\end{align}
また，各抵抗の電圧は
\begin{align}
V_1=R_1I=\frac{R_1}{R_1+R_2}V\\
V_2=R_2I=\frac{R_2}{R_1+R_2}V
\end{align}
となり，これを分圧則という。
上記の回路で電圧\(V=1.5\) V，抵抗\(R_1=15\)Ω，\(R_2=10\) Ωの場合以下のようになる。
\begin{align}
R&=R_1+R_2=15+10=25 [\rm Ω]\\
I&=\frac{V}{R}=\frac{1.5}{25}=0.06 [\rm A]\\
V_1&=\frac{R_1}{R_1+R_2}V=\frac{15}{15+10}×1.5=0.9 [\rm V]\\
V_2&=\frac{R_2}{R_1+R_2}V=\frac{10}{15+10}×1.5=0.6 [\rm V]
\end{align}
基本法則及び定理
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